ぺんたごんたニュースブログ

時事、エンタメ、その他の記事についての鋭い考察、いや、単なる感想を書いています笑

英語ニュース<チンパンジーの "人権" 求める裁判、初審敗訴>

(最後にニュースの英文をピックアップして紹介しています。)

 

記事

Chimpanzee personhood effort fails first legal tests in New York - CNN.com

 

 

Nonhuman Rights Projectという団体がニューヨーク州内で飼育されているチンパンジー4頭の代理として裁判を起こしたそうです。内容は、チンパンジーの "身体的自由権" を争うもので、"他のチンパンジーと共に出来る限り野生に近い状態で暮らせるように" するよう求める訴えだったようですが、ニューヨークの裁判所はこれを認めないということで裁決を下しました。

 

いやまあなんというか、日本では考えられないというか、動物愛護が盛んだったり裁判国だったりするアメリカならではといった感じでしょうか。少しかわいい感じもしますが笑、当人たちはまじめにやっていることなのでしょう。まあ、アメリカの動物愛護団体はやり過ぎな面がたまにあったりしますが、確かに動物を虐待したりするのは倫理的、道徳的にも駄目だと思うので、そういうことに厳しい目を向けてくれる分にはいいことだと思います。でも動物に人間と同じような権利を法的に与えるとなると、もっと慎重な議論が必要なんじゃないかな、と思います。

ちなみにあまり関係ないのですが、この記事を読んで「アンドリューNDR114 (字幕版)」という映画を思い出しました笑

アンドリューというロボットが人間のような感情を持っていて、最終的には法的に人間として認められるように(正式に結婚出来るように)裁判したりする映画です。ちょっと古いですが感動的な映画です。チンパンジーに人権、ロボットに人権、なんか似てますよね?笑

 

 

"Totally ridiculous" he said of the lawsuit, which he has not read.

"I'd be happy to show you Tommy's home, to show you how well he is cared for," Levery said.(記事より引用)

 

訳:

まだ確認していなかった訴訟の内容を聞いて「完全に馬鹿げているよ」と彼(飼い主のLevery)は答えた。

「もし可能ならトミー(チンパンジーの名前)のお家を見せてやりたいよ。どれだけかわいがられているかっていうのが分かるさ。」とLeveryは続けた。

 

解説:

lawsuit     訴訟

be happy to〜 喜んで〜する

care for〜   世話をする

ちなみに he said of the lawsuit の of は「について」という about とほぼ同じ感じの意味合いです。tell A of B とか inform A of B の of もその類いです。

 

是非参考にして下さいね。

 

 

byぺんたごんた